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 ■京北コース(細野(起点)〜細野(終点)=35.4km, K1〜K19=5.5km, S2〜S12=3.0km)
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 下熊田から細野へ〔標識68〜1〕/城山から周山へ〔標識71〜周山城址〜標識S12〕
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左=黒尾山の山頂  右=魚ヶ淵の吊橋と枝垂桜
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 標識「京北No.68」の三叉路から、コースは山へ入ります。道の分岐も多く、曲折が頻繁になるため、確認しながら登りましょう。標識「No.69」で黒尾林道を左に分けます。この道は黒尾山(509.3m)の頂上直下を通って北西の支尾根へつづきます。コースはそのまま直進で、墓地のある標識「No.70」で急角度に左へ折れます。ジグザグに折り返して支尾根へたどり着くと、上部から黒尾山林道が下りてくるのに出合います。伐採地では西側の展望が開けます。
 林道と分かれて尾根を登ると、標識「No.71-1」で右に降ります。急坂なので、慎重に足を運びましょう。標識からなおも尾根を登ると、黒尾山の山頂へ行けます。西斜面に廻り込み、山腹をトラバースすれば徐々に標高を下げて下谷林道へ降り立ちます。
 植林された谷筋を下ると柏原の集落。国道477号を東へ向かい、標識「No.76」で上桂川に沿う右手の道路へ入ります。分岐点には大正六年の標石と近畿自然歩道の標識も立っています。
 土蔵や丹波式の民家が美しい魚ヶ渕の集落を通り過ぎ、東端に架かる吊橋を渡ります。橋の際に枝垂桜があり、花の季節には周囲とマッチした見事な景観が見られます。
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左=標識「No.87」付近からは丹波高原の山々が望める  右=御殿山から見た細野の集落*
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 左岸に渡って家屋の側から支尾根に取り付きます。西側斜面が伐採されたため、下流方向の眺めがよくなりました。部分的にコースと作業道が錯綜しているので、注意して進みましょう(「高瀬の道」)。
 大川表林道と出合い、栗尾峠方面に向かいます。北面が開け、周山の盆地をはじめ丹波高原の山なみを望むことができます。次の注意ポイントは標識「No.87-1」。ここは、戻るように山道へ入ります(右折)。分岐を見逃すと、林道をそのまま進むことになって栗尾峠へ行ってしまいます。
 南へ延びる尾根は、二次林と植林地が交互に現れます。この付近は、かつて二条家の所領地だったため、「二条さんの散歩道」と呼ばれています。御殿山との間から東の谷へ下り、細野へ向かいましょう。細野川に沿った道を上流へ進み、春日神社が見えれば旧細野小学校のスタート地点に到着です。

  *=コース外の山
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左=尾根に残る城の石積み  右=周山城本丸址
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 城山コースは、標識「No.71」から黒尾山山頂を経て尾根伝いに北東へ向かいます。尾根の先に小高いピークが見える地点で、右手の山道か尾根上の踏跡へ入ると、山城の曲輪跡を経て南東方向に道がつづきます。右へ分ける支尾根に注意して左の尾根筋を外さずに下ると、送電線の鉄塔を通って城山へ行くことができます。最高地点の平坦地は周山城の本丸址で、西側や北側に大規模な石垣と井戸が残っています。ここは明智光秀によって築城されたものの、実際に使われることはなかったようです。
 下山は東へ尾根を下り、下部は北側の支尾根に進路をとります。最後は谷に降りて周山の中心街へ出ることができます。


《参考時間》
標識No.68(三叉路)〈60分〉標識No.71-1(黒尾山分岐)〈50分〉柏原No.75〈35分〉魚ヶ渕No.79〈60分〉標識No.87〈60分〉細野No.1
標識No.71(黒尾山分岐)〈50分〉城山〈45分〉周山No.S12
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→ 京北コース(標識K1〜K19, 34〜68)
→ 京北コース(標識1〜34)
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